チューブレスタイヤのバルブコアが緩まない理由

ロードバイク

しばらくぶりにロードバイクに乗ろうとした時の話。

タイヤへ空気を入れる為、いつも通りバルブコアを開けて空気を入れようとした時。。。いや、厳密にはバルブコアは開けていない。

というか開かなかったのです。


『おかしいな?』


いつも通りバルブコアを反時計回りに軽く回せばバルブは開くはずなのに、どれだけ力を込めても一向にバルブコアが回らない。。。

もうどうしようもないので、バルブの先をペンチで挟んで無理やり回しました。



それでようやく空気を入れることができたのですが、このまま放置は気持ち悪いし出先で変なトラブルに遭遇しても気持ち悪いのでこの日のライドは急遽中止。

一転して原因究明の日に変更。


とりあえずバルブコアの内部がどうなっているのか確認する為にホイールからバルブコア外しと言う工具を使って取り外します。




その前に
私が使っているホイールはPrime – BlackEdition 50と言うカーボンホイールでチューブレスとして使用しています。
実は少し前からバルブコアが『少し緩めにくくなってるなぁ』って感じはしていたのですが、『まぁ大丈夫だろう』と放ったらかしにしていた為こうなったのかな?と思います。


そう言う前提があったと言うことで取り外したバルブコアの画像を見てください。それがこちら↓




まぁ、何とも無い様に見えますが、ストックしておいた新品と比較すると全然違うのが判るんです。その比較が下の画像

言わずもがな上が新品でその下が問題の品。
先端の方に何だか良くわからない緑色の粘土みたいなのが付着しているし、胴体部分の黒いゴムが白色に変わっている。

さらにもっと細かく見ていけば
ペンチで無いと緩められなかったネジ部にも、白いゴムの様なものが付着しています。



はい。
勘の良い方はもうお気づきでしょうが、原因はチューブレス用のシーラントです。シーラントを入れてから8ヶ月経過しているんですが、それがバルブコアまで回ってきたのかな?

どれだけ気をつけて空気を抜いてもシーラントは若干吹き出てくるんでしょうね。
正直、バルブコアに付着したゴムを丁寧に剥がしていけば再使用できるかと思うんですが、単品で買っても数百円ですし普通に使ってても密閉性は落ちてくるんでサクッと新品交換が推奨です。

簡単なことですが新品に交換したら嘘の様に軽く緩められる様になりましたよ。


ちなみに使用バルブはパナレーサーの仏式バルブコアです♪


パナレーサー(Panaracer) 仏式2ピースバルブ用コア TF-CORE-2


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