Prime – Attaquer ロードホイールセットのインプレ

ロードバイク

海外通販のwiglleで新しいホイールを購入しました。
その名もPrime Attaquer。

見た目は30ミリのセミディープホイールで、材質はアルミ。
いたってシンプルな見た目のこのホイールですが実はすごい

すごい所その1【軽い】



フロントが620g、リア805g(合計1425g

この重量だけ見せられてもピンと来ないでしょうが、ロードバイク界きってのホイール製作の名門フルクラムの代表作RACING ZERO(通称レーゼロ)が1518gなんだから、これと比べても圧倒的に軽いのがわかります。


その差わずか93g程ですが、アルミ材質で軽量化を狙っていくとこのクラスの93gは相当大変なこと。

しかも。

しかもですよ、
Prime – Attaquerはレーゼロと違ってチューブレス対応。



普通のホイール(ここではチューブ入りのクリンチャー対応を指す)だと、これにタイヤと中に入れるチューブの重量が加算されますが、チューブレスだとそのチューブが不要なので【トータル】だと重量差はさらに広がります。
※まぁ、細かいことを言うとチューブレス(レディ)はタイヤの中に液体シーラントを別途入れなきゃいけないから、そこまで重量差は広がらない。。。



さらにチューブレスは転がり抵抗が低い上に空気圧を低くしてもチューブ入りタイヤに比べてパンクリスクが有りません。加えて乗り心地向上にも貢献。
実際は比べてみたらほんの少しだけ乗り心地が良くなったカナ?レベルなので、ここはおまけ程度に考えてた方が良さそうですね。

すごい所その2【空力特性】


Prime Attaquerは、DT Swiss製のストレートプルスポークを使用しています。安いホイールだと太い針金みたいなスポークが使われたりしますが、これに採用されているDT Swiss製のスポークは、断面がきし麺の様に平たくなっていて、ホイールが回転するたび風を切り裂く様に出来ています。


この機能もどこまで体感できるかは乗り手の感度次第かなぁ?レベルなのですが、唯一誰でもわかるポイントは音です。純正ホイールで乗っているときには聞こえなかった風切り音が聞こえてくるので、実際『ホイール交換したった感』はあると思います。

すごい所その3【価格】

フルクラムのレーゼロは安く売られていても8〜10万円。
それに対してPrime Attaquerは35700円(2020年8月現在)

念の為書いときますけど、ちゃんとホイール2本(1台分)の価格ですからね。
語彙力がないと言われても構いません。一言で言えば『ヤバイ!!』


超絶コスパホイールですよこれは。
今までロードバイクの入門ホイールと言えばカンパニョーロのZONDAでしたがその流れもガラッと変わりそうな価格ですね。

実走インプレッション

それらの基本情報を入れた上で
総距離110kmの淡路島ロングライドに出発しました。

いやぁ、軽い軽い♪
私が装着したチューブレスタイヤ(Schwalbe – Pro One Evo MicroSkin TL-Easy)は255gと、さほど軽い部類のものじゃ無いんですがホイールが重たくて辛かったって感じは一切なかったです。

今回のロングライドはのんびりグルメ旅がテーマだったので平均時速は26km/hほど。
少し腕(脚?)に覚えがある人には遅いとも感じるかもしれませんが、この26km~30km/hくらいがとても快適なホイールです。




あと、ヒルクライム用のホイールを検討している人にもオススメ。
オススメ出来るポイントは軽いホイールなのにブレーキ性能に不安がないから。

軽いホイールといえばカーボンホイールを想像しがちですが、アチラは軽さと引き換えにブレーキ時に発生する熱でホイール本体が破損する可能性を秘めています(ディスクブレーキ用のカーボンホイール除く)

そう考えると、カーボンホイール並みに軽量で放熱性の高いアルミ製ホイールのPrime Attaquerは最適解なんじゃないでしょうか?
まぁあとはシンプル過ぎる見た目が気にいるかどうか?って言う問題もありますが。



そんなこんなのPrime Attaquerについて実走を含めたインプレッションでした。
ちなみにこのホイール、なんて読むのが正解なんでしょうね?プライム アタッカーでいいのかしら?



Schwalbe (シュワルベ) SCHWALBE PRO ONE シュワルベ プロ ワン チューブレス 2本セット (700x25C) [並行輸入品]


コメント

タイトルとURLをコピーしました