自転車を飛行機に乗せてひとっ飛び。
大阪の伊丹空港から宮崎県まで飛行機で行ってサイクリングして来たお話。
まずは、JALの始発フライト(7:20)までの時間の流れを備忘録的に↓
【5:45】 空港着
空港まではマイカーで向かって、パーキングは民間駐車場をakippaと言うサービスで格安予約。2日で2000円。空港駐車場だと6000円くらいするのでコッチの方が間違いなくお得。
【6:00】 航空機貨物室への荷物預け入れ受付開始
伊丹空港は自転車専用受付があるので他のお客さんと被らないのでメッチャスムーズ♪
その代わり輪行袋の中を開けて隅々まで確認します。ただし検査員さんから聞かれたのは『CO2ボンベは持って来てますか?』くらいの質問だけ。(Di2やeTapの様な電動シフトかどうか?みたいな質問はなかったです)

【6: 08】預け荷物の検査終了
【6:15】保安検査ゲート
ここでは機内持ち込みする手荷物などをチェックします。モバイルバッテリーやスマホなどの電子機器は前述の貨物室への預け荷物では無く、機内手荷物に入れておかないと運べないので要注意。
それとミスしやすいのが6角レンチ(アーレンキー)などの工具は客室内に持ち込めません。
もしこの時点でカバンなどに入っていたら基本は没収。(優しい所だと陸送で配達してくれる所もあるそうだけど、もちろんその場合の費用負担は自分持ち)
あと、自転車系の話で言えばビンディングシューズ。
自分はマウンテンバイク でも使用するSPDシューズのまま飛行場へ向かったけど、保安ゲートを通るときだけは一度靴を脱いでスリッパに履き替えました。(スリッパはゲートの手前に用意されてる)
上着にポケットの沢山付いているサイクルジャージを着ている場合も予め脱いでた方が検査はスムーズ。色々と悪い荷物を隠し持てそうな服と同じ扱いだそうです。
【6:17】保安検査ゲート通過
通過自体は1分も掛かってないけど、前後の準備を合わせると大体こんなもの。
あとは出発時刻までのんびり過ごしてよし。

旅の日程は2日間
1日目に見所を全部詰め込んだ約120km
(2日目は休養&観光)

今回の旅の目玉は、えびの→韓国岳→高千穂峰からなる名峰『霧島連山』標高1200mを登り切ること。
ただ。。。
その目的地にたどり着くには徐々に勾配がキツくなる60kmの道のりを行かなくてはならなく、
片道1車線の268号線で後ろから迫りくる大型大型ダンプカーに脅えつつ、

コンビニも商店も姿を消した某JR駅周辺に閉口し、

線遥か彼方にみえる霧島連山の雄大さ(高さ)にドン引いて仕舞ったが、

終始悶絶しながらガーミンの表示上では平均勾配7% (自分の感覚的には平均12%) の山脈を なんとか登頂。
せっかく登った山頂(雲の上)も気温は凍える様な3度…。
しかも心なしか空気も薄く、風も強い…(下界は20度もあったのにまったく季節感が狂ってしまう)

ちなみに上の画像で装着しているバッグは全てトピーク製で今回は色々と活躍してくれた。
中身は後にも出てくるウィンドブレーカー+冬用グローブや輪行袋。それと工具、空気入れ、着替えなど。
これらバッグに旅の荷物を5割くらいづつ詰めて、総重量+2.1kg。
これ程の道のり+ヒルクライムだと厳しい重量増かと思ったけど、『もし荷物を減らしたせいでトラブル対応できなかった場合』の事を考えると、ギア比を変えて軽く登れる仕様にした方が安心だと思い、スプロケットは11−32tを装着して来た。

周辺には無料の足湯スポットなんかも有ったけど、この環境下でのんびり楽しめるワケも無く、そそくさとウィンドブレーカー+冬用グローブを着用して下山。
これだけ書くとツライだけのヒルクライムに聞こえてしまうけれど、ここからがいいトコロ。
登りの時にも感じてた事だけど、ここは道幅が超広くて路面もサーキットみたいにめちゃくちゃフラットで素晴らしい。(後で聞いた話だと、土砂崩れからの全面補修工事が完了したばかりだそうな)

なので速度が高くなっても安心してダウンヒルができる。
約15kmをノンストップで駆け下りる爽快感!!
下りの楽しさだけでいえば『過去イチ』の道。
宮崎県には夏のシーズンしか訪れたこと無かったけど、3〜4月は人も少なくて観光には丁度良い季節なのかも知れない。
来年は少し道中のコースを変えて再挑戦しに来たいなぁ。
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