BR-R9100買わなくてもテクトロで十分。。。?

ロードバイク

世間では『ロードバイクのブレーキは最低でも105グレードの物を使おう!』
みたいな事が言われていますが、本当にそれは正しいの?

疑り深い筆者は

別にテクトロでも減速出来るし』
『買い替え需要を促すメーカー側の差し向けじゃないの?』

なんて思っていたので、実際に最安モデルのテクトロ R313 とシマノの最高峰グレードBR-R9100(デュラエース)を実際に使って比較してみました。


まずはテクトロR313ブレーキから。


このブレーキは、一言で言うとエントリーグレードについてくるコストダウン重視のブレーキキャリパーです。じゃあ、全然ダメなのか?って言われると実はそうでもない。
ブレーキレバーを思いっきり引けば正直、制動力は105グレードなんかと変わりません。

そう、思いっきりレバーを引けば。。。

どう言う事かと言うと
安いグレードのブレーキは、ある程度チカラを込めてブレーキレバーを引くと可動部や金属アーチがたわみ、人がレバーに加えたチカラも60%位までに落ちてしまいます ※個人的な感覚です。
だけど、『俺は握力には自信があるんだぜ〜』って言う人は意外とテクトロの低グレードでも15〜18%位の下り坂なら使えるはず。

じゃあ、どんな人に最高峰グレードBR-R9100のブレーキをお勧めするのかといえば

ロングライドの距離を伸ばしたい人


これに尽きると思います。
もちろん制動力自体はテクトロより上がっていますよ。

でも、そんな事より少ないチカラで今までと同じ減速Gが出せるので体力消耗が抑えられることじゃ無いでしょうか。プロレベルは違うのかも知れませんが、私含むアマチュアレベルではロングライドの後半で疲れてくると制動力が落ちてきて『おっと危ない』みたいなシチュエーションが往々にあります。そんな事がブレーキレベルを上げる事で回避できるのならアリでは無いでしょうか?



ちなみに私の感覚では、初心者でもこれくらいの距離であれば握力が無くなる事もなく走れると思ってます。

・テクトロ=60km以内
・アルテグラ=60〜100km
・デュラエース=100〜130km


とは言え
ディスクブレーキが幅を利かせて来た昨今、Shimanoからはリムブレーキ新型キャリパーはもう出無いのでBR-R9100が新品在庫が出る今のうちに手をつけちゃうのも悪く無いかも知れませんよ。

何より、デュラエースと言う名のロマンに投資するのも悪くは無いハナシです。





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