船代4,480円で味わえる小豆島一周絶景の旅

ロードバイク
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前書き

小豆島一周に行って来た。

今回で人生2度目ましてのこの小豆島
実は「死ぬまでにあと100回は訪れたい」と思わせるほどのロードバイク天国。フェリーでしかアクセス出来ないが故に他県からの車の流入が少なく走り易い。その上、路面に関してはトラックなどの大型車両が都市部に比べ少ないため道路の痛みが最小限、もしくは舗装直後の様なほぼ新品路面が多いのも特徴。

路面が非常に綺麗



フェリーの乗船方法

1日最大2000円するが利便性は非常に良い港の有料駐車場

そんなロードバイクに優しい小豆島に今回もフェリーでやって来たのだが、ここで先ずフェリーの乗り方を備忘録的に書いておきたい。私が出発したのは兵庫県の姫路から出ている小豆島フェリー。ここの特徴はなんと言っても便数の多さ。1日往復7便出ているのは周辺の港では随一。

便数が多いと何が良いのかと聞かれると、旅のコース作成に大きく幅が出る。
ロングライドの計画を立てたいけどフェリーの最終便がこの時間なので間に合うかどうか不安。。。だとか、逆にゆるポタで3〜4時間しか滞在しないから終わったら速く船に乗って帰りたい。。。など、様々なシチュエーションでも問題無い。


朝イチの便で到着(8:55)した場合だと最終便の時間は19:30なので、日帰りでも実質10時間は確保できる。なのでよっぽど無茶な計画で無い限り「帰りの船がもう無い」と言う事態は避けられるだろう。



さて乗船の手順だが、先ずはチケット売り場で「自転車1枚」と言ってチケットを購入。(片道2,240円)この時ロードバイクを解体して輪行袋に入れていれば旅客扱いとなり値段が少し安くなる( 530円引き)ので「大人1枚」と言って買おう。※今回私はバラさずにそのまま自転車を持ち込んだ。

出発2〜30分前に場内アナウンスで乗船開始が伝えられる。結構大きな音量なので例え『フェリー乗り場前駐車場』に停めた車中に居たとしても聞こえるので安心だ。


自転車は車の待機レーン横にオートバイと一緒に待って係員が来たらそこでチケットを渡す。この時ビンディングシューズを履いてると、係の人が『スリッパ持ってる?』と聞いてくるので 持っていない場合はその場で貸してもらう。(船内はビンディングシューズ禁止らしい)その後のメインハッチから乗り入れも係員が誘導してくれるので心配無し。

車の積み込みが終わってからオートバイと自転車は船の中、壁面側に案内される。そこで係の人に自転車を渡せばちゃんと固定してくれると言う流れ。
前輪固定具に前タイヤを差し込んだ後、後輪は車輪留めで固定。固定後は貸して貰ったスリッパに履き替えて近くの階段で客室へ。

この一連の流れが公式ホームページに書いてあれば良いのだが、何処を探しても載っていなかったので書き留めておく。

コース紹介

さて前置きが長くなったが、小豆島一周の話。小豆島を隈なく一周しようとすると全長はおよそ100km。ただしこの場合、場所によっては走り難い所や非絶景の坂を登らされるので手軽に島の魅力を満喫したいならショートコースの70kmに挑戦するのをおすすめする。

そして今回はそのショートコースを走った。

出発地点の福田港を時計回りすると、いきなり今回の最大勾配9%の区間に突入。体力ゲージが満タンの最初は無茶をしがちだが、ここで頑張り過ぎると後半でバテてしまう。なのでココは抑え目にゆっくり景色を堪能しながら登ると良い。

大雑把な説明をすると、あとはそれぞれ長くとは続かない3〜6%の坂を登っては降り、登っては降りの繰り返し。その割には獲得標高851mと控えめな数字で終わる。


ちなみに

小豆島にはヒルクライムコースと言うものが存在しておりその名を【寒霞渓】という。最大勾配は18%でコース中盤から10%級の坂が延々続く。その為、ダンシングが苦手だとかペース配分が不安な初心者にはキツく、こちらは中級者以上の方にオススメする。

島の中央に位置する寒霞渓

坂の説明はこれくらいにして、あとは景色の話をするとこれがまた良い。どれくらい良いのかと聞かれると写真がはかどってサイクルコンピューター(ガーミン)の停車時間がどんどん増えて仕舞うほど。
結局、小豆島の滞在時間4時間のうち1時間は写真と自転車を降りての散策と小休憩に費やしてしまった。

なんでもないトンネルも、瀬戸内海というだけで素敵な雰囲気


コンビニより気になる妖怪美術館

あとロングライドで気になる事と言えば補給ポイントのコンビニだが、はっきり言って小豆島にはコンビニは少ない。少ない上に所在がメイン通りの島の南部に集中している。つまり、南部で見つけたコンビニでは食料を買ってから島の反対側(北部)に向かうのが鉄則。 幸いにも飲み物の自動販売機はここ数年で随分と増えてきたので島全域において心配ない。



最後に

まぁ色々と書いて来たが全体としてはロードバイクで走るにはとても良い環境。

補給ポイントと緊急時のレスキューと言う意味では真夏と真冬は避けた方が良いと思われるが、それはどの地域でも同じ事なので安全が見込める季節ならいつ行っても楽しめると思う。

島と言うだけでハードルは高く感じてしまうが船代4,480円で行けると知って仕舞うと小豆島ライドは、とてもフレンドリーなアクティビティなのである。





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